2016年12月1日木曜日

近況報告 2016年は少し進んだ

ID-51 plus2ICOM ID-51plus2のアクセスポイントモード設定依頼を受けた。
なかなか面白そう。51系がもう1台あれば
簡単にD-STARが始められそうな雰囲気。
個人的にはD-STARアクセスポイントは

モービル機が登場したら導入する予定。

そもそもD-STARにはあまり興味が無かったのだが、

最近は使い勝手も良くなっているようだし、

何より、KENWOOD TH-D74登場の影響が大きい。

APRSとD-STARのコンビ?面白いじゃない。


他に、今年は3アマ取得に続き、

念願のHF機、ICOM IC-7300購入
や、
タワーの建造などドリームがかなり進んだ。


またJARL復活して本格的に出来る日も近いかも。


APRSに関しては、facebookの非公開日本WGとかで

熱心なユーザー向け情報共有もあってるし、
無法地帯っぽさも無くなってきているので見守りかな。



来年辺りでD-STARアクセスポイントモード搭載モービル機とか出たら、遂に!!遂にですが、DCNの社団局が発足するかもしれないです。
今回構築してみて感じましたが、D-STARは対応リグが良くなっているので、本当に良いシステムに成長してきたと感じました。
スマホと連携出来る辺りが最高。

WiRES-XにVSのデジタル無線機を繋いでノードするという手も悪くはないのですが、アナログで出来る物はアナログでもいいじゃないか・・・。と思ってしまうわけで。

デジタルでしか出来ないD-STARは割り切ってデジタルでその恩恵を最大限活用しましょう!と、思えてきた訳です。

D-STARレピーターの構築法もある程度勉強したので、地元にレピーター開設計画とか沸きそうなら支援していきたいと思う。

ま、レピーター建たないだろうなぁ。。。を前提にアクセスポイント局をする気でいるのだけれど。
なので、早く機能搭載モービル機出してくださいICOMさんw

今年はこんなところです。


2012年5月3日木曜日

メモ書き

遠く久しくなったが、無線に関して考える事があったのでメモとして書き残しておく。


先日 JJ4RJE-3 APRS DigipeaterがリセットされていてROM初期状態に戻っている件に対応し、
現状 デジパス「WIDE1-1」に反応しない方向を持たせた。
これはfacebook等、他メディアでも伝えている事ではあるが、理由としては
四国エリアの山岳デジピーターが全て「WIDE1-1」のデジパスを付加して送信している事に起因し、
この事象が解決しない限り解禁しない事を宣言しているものである。

野呂山デジピーターは四国にAPRSが普及する以前に設置・稼働を始めた設備で、
当時は西日本エリアを活気づける為という思いを込め各局協力のもと運用が始まったが、
愛媛県に山岳デジピーターがレピーター併設で稼働を始めて以後は
広島エリアをカバーする以外で稼働意義は無くなっている事も事実である。
その為、より良質なサービスを提供する事を念頭に、
対応デジパスを「HSn-N」 「CGn-N」に限定し
四国エリアの移動しないAPRS局からのルール違反な「WIDE1-1」付きビーコンを制限すると共に
中国エリアの良好なサービス状態維持を 目的に様子を見るものとします。

この事に誘発するように「WIDE1-1」に反応しない事にクレームを付けて来た者が数人居たが、
当該人物の発言は紐解けば終始「APRSを座標データロガーとして使う事が不便になった」 という
言い訳に行き着くものであり、APRS-WGの定めた運用指針や”本来のAPRSの楽しみ方”に
そぐわない物が大半で容認できない為、理由と解決方法を説明の上、申告内容を否決した。

昨日改めて提案状の申告がなされたが、UIDIGIの仕様やAPRSの仕組みを理解しておらず
先日説明した解決方法に基づく物ではなく、一方的にこちら側の運用を改善すべきといった内容で
当人の知識外な内容を「ただ「言うように」とOMにいわれたから言った」等という醜い一面もあった。
具体的には
・権力のある人にアマチュア無線局が運用出来ないように圧力をかけられるからな!
・他人のコールサインで運用している
等を言えと言われた様である。

10代の子供を使っていい大人のする事とは思えないですね。


デジパスとは何ぞや? デジピーターとは何ぞや?
こーいった事も参加者が熟知出来ていない『APRS勉強会』なるものを定期的に開催していて
私が参加申請をした途端に開催場所を変更したり、開催内容をメールで知らせる形に変更
しておきながら、一方では「OQTさんにも勉強会に参加してもらう形で和解と…(以下略」等と
真実や問題の重要性を理解していない人に語る人達から何が実っているのか正直疑問です。

広島県は現状1200baudの500m超の山岳デジピーターは1つですが、
6エリアに向けては博多でも山岳デジピーターが5エリアの山岳デジピーターの発する
ビーコンを中継して発射しておりますし、
大分県においては、3つ以上の愛媛県の山岳デジピーターのビーコンを
中継する羽目になっています。

http://aprs.xii.jp/aprs/uidigiuidigiromv13bdoc.pdf
『※19:Beacon 1/2/3 Path』の項目が未だ守れていない事が非常に遺憾である。

広島のDCNが適正管理する山岳APRSデジピーターはこの問題が解決した後、
改めてWIDE1-1デジパスへの対応を検討するものとし、設置当初は活力があったが、
今では9600bpsにご執心で1200baudは無法地帯の放置状態にしている愛媛県に
期待できものは無いものとして、この度クレームを付けて来た者に
「そこまで言うならオマエも何か動いて解決してみせろ」と言っておきました。

愛媛県が当方の「適正運用のお願い」を聞き入れない理由としては
設置当初に物乞いをしてもTNCを無償で提供しなかった事や
置局にわざわざ愛媛こんだりまで実費で瀬戸内海を渡って手伝いに来なかった事が
言い訳の一部にあるそうで、何より当方を手駒に使いたいが意見を聞く気は無いという
腑に落ちない発言をしたまま現状ですので、大人にいいように使われて当方に噛み付いてきた
当方以外の若者が苦悩し解決策を見い出していくしか無いでしょう。

最も、解決する頃にAPRSに熱がある人が残っていればと設備が使い物になれば良いですが…。


また、昨夜の会話により当方のコールサインを使用してデジピーターの設定を
故意に変更している者がいる事も把握するに至りました。
今年の梅雨前頃までにはリモートパスワードも変更した新しいROMに
載せ換えメンテナンスをする予定であった為、 それまでの不便と思いますが、
近く解消出来ると思われます。


事を荒立てようと画策する野次馬が上手く当方のみを排除し、
デジピーターをいいように使いたい腹だという意図は若者の素直な説明により理解しましたが、
裏で汚いマネを続けて運用に支障が出るようでしたら、管理スタッフの多数決の後、
当グループから貸し出しているデジピーター用TNCを回収し運用を終了する方向で
調整を始めたいと考える事とします。


クレーム発言をしてきた者及びそのバックに居る者を含め、デジピーターの運用に
「これを使って下さい」 と何かしらの寄付をしてきた者は居ません。
身内の事は棚に上げて人の事は重箱の隅を突いて足を引っ張ろうとする、
このような様でJARLに加入をしていると胸を張っている者も居るのですから
「早く潰れればいいのに!」と退会して思っている自称若者の私が居る事に頷けます。

団塊世代のこれからお年寄り組な方々は今後も意固地が増して
汚い手口120%で若者の芽を摘みマイクを握れなくなるギリギリまで
「最近は運用者が少なくなりましたな~」
「最近は若者が全然せんよーになって」
等と言いながら老いていくのでしょ~? あぁ~惨めですねぇ。


2011年10月2日日曜日

画像合成してみた。(APRS/JJ4RJE-3)


2006年に思い立ち長い時間調査を行いながら慎重に構築した
JJ4RJE-3 APRS Digipeater。改めて、そのカバーエリアや
800m超の標高地へ設置した結果の影響を検証してみた。

現在の結果を目の当たりにし、どうメンテナンスし維持すべきか





















図は2007年~2009年までのデータを元に製作されたもの。
背景の地図は2011年9月の実運用結果のデータである。


2011年10月1日土曜日

アマ無線のクリティカルマス

昨今アマチュア無線においてもIT化が進み、局免許に関する電子的処理から
実通信の方法に到るまでコンピュータの浸透は強くなったと感じる。
ここで、アマ無線に関してもITビジネスの視点から読み解くとしよう。

マーケティングの世界ではクリティカルマス(Critical Mass)という用語がある。
主に商品の普及率に関しての事だ。
ここ最近筆者はアマ無線の中でもAPRSに注目して出来事を執筆してきた。
分かり易いと思うので、このAPRSを題材に進めたいと思う。

無線も運用をする為には、まず購入が必要である。APRSに限らず
これから無線を始めようとする人では無線機購入、APRS運用に
興味を持っている人若しくは運用している人では
トラッカー購入やAPRS対応無線機を追加購入した時の事を想像して欲しい。


先程あげた普及率はどのようなマーケットでも以下の図に近い動きをする。

Innovators (2.5%)
革新者、冒険的な人。



Early Adopters (13.5%)
初期採用者


Early Majority (34%)
初期追随者

Late Majority (34%)

後期追随者

Laggards (10%)
遅延者



筆者がAPRSを始めた数年前、日本だけで見れば『アーリーアダプター』の立場だったが、
世界の進行状況から見た私の立場は「レイトマジョリティ」だった。
全世界規模のグローバルな遊びなので、日本と世界では こうも違うのである。
しかし、近年日本各無線機メーカーがAPRS対応機の発売をする事で普及具合と
この歴史感もKENWOOD社製モービル機種 TM-D710や、昨年下旬に発売された
同社製 TH-D72の登場で少し位置関係が変わりつつあるようにも思う。

では、APRSでイノベーターとは誰なのか?
確定している1人は開発提唱者であり産みの親 WB4APR Bob Bruninga氏である。
続く 人材としては、APRS運用に関する取り纏めを行う団体、
APRS Working Group (通称 APRS-WG ) である。
日本ではワーキンググループとして JAPRSX という団体が公式に認められている。

筆者自身は 当時日本や東アジア地域全体においてのAPRSサーバーへの
レジスト(登録)認証作業を行っていた JA1OGS Art氏に招待されて始めた。
このArt氏もイノベーターに分類される人と言えるが、どちらかと言えば
中期~後期のイノベーターだったと言える。
 日本では別名オピニオンリーダーとも呼ばれるアーリーアダプター類の人によって
爆発的に人気が上がった。代表的な存在とすれば、イバラキネットのJM1CZS 篠崎氏や
JF7ELG 木幡氏、JA6BHL 上村氏の活躍があったからこそと言える。




爆発的に普及が始まった後、1つの周波数を使って遊ぶこの趣味では問題が多発し始めた。
● 1つはアーリーマジョリティーに類する人々にルールの指導が行き届かなくなった事。
●  英語文献を読み解かず独自運用方法を提唱する人の発生進行を食い止められなかった事

無線機メーカーは自社製品が売れればいいというだけの無責任スタイルであり、
結果イノベーターの教えが届かず、各アーリーアダプターの耳当たりの良い言葉が先行し
実用的と言うには程遠い遊びに定着してしまった。
今となっては、各都道府県のアーリーマジョリティーの人がアーリーアダプターの気分だったり、
フリをしながら適当な噂や日本語文献だけを都合の良いように解釈し運用している始末だ。


これから日本でAPRSを始めようとしている人は「レイトマジョリティ」という位置にある。
先人の知恵を的確に学習する為に、是非アーリーマジョリティーの人ではなく、
イノベーターの人達が集う場所で勉強して頂きたいと願う。
最近はオピニオンリーダーの人達も痛い経験を教訓に結構再勉強していると感じる。
イノベーターな人は限られた地域にしかいない存在だが、アーリーアダプターな人は
結構各地に居るはずだ。

APRSのビーコン1つは 静かな水面に投げる一石に等しい。
サブマリン(潜水艦)の世界でもビーコンを打つ事は敵に自分の居場所を教え
自らを攻撃してくれと言っているようなものだ。
放つ1つのビーコンが自身の楽しみに繋がるか、どれだけの人を巻き込み
騒動等の全世界的な悪影響を及ぼすかは、いかに習熟しているかにかかっている。

当記事を閲覧中の諸君が適切な運用に注力してくれる事を願いたい。


今、先人のAPRS運用者は立場がラガードにありながらもテクニシャンな輝ける星を探している。
あえて言葉を濁さず言い切るなら、VertexStandardの偽物のようなAPRS対応無線機を買って
インターネット上の地図に自分のSymbol(アイコン)が表示されて満足感に浸るだけのような人には
全く興味が無い。
WB4APR氏やAPRS-WGの助言を乞い、しっかりとした製品作りをしているKENWOOD社製の
APRS対応無線機を購入し、必要で最適な外部接続TNCも選び、必要に応じてI-Gateや
Digipeater構築に先頭を勤める勢いで臨んだり、時にKG-ACARCで有名な K.G氏のように
日本版APRSソフトウェアの開発に踏み切るだけの力を持ち合わせている人を待ち望んでいる。
それが今の日本においての希望であり光だ。

企業が作ったのでは面白くない。アマチュアではない。
企業はアマチュア無線家がアマチュア無線家らしく動ける環境作りと後押しをしてくれればいい。
KENWOOD社はその役割をAPRSにおいては十二分に理解し果たしてきた。





商売の世界では普及率16%の理論というものがある。
具体的に言えば、利用者数が16%以上に達すれば、以後爆発的に普及するという意味である。
APRSにおいては既に16%を越え、日本国内での限界を迎えつつあると筆者は考えている。
何が限界って? システム自体が限界なのではなく、適切な運用で秩序を保つ事がね。




参考
● イノベーター理論 http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my02/my0219.html

2011年9月28日水曜日

早速Dynamic Viewsを適用してみた。

とりあえず、こんな雰囲気になりました。
継続して設定を維持するかは検討してみるとですw

2011年9月18日日曜日

Digital VoIPは日本では普及しない

そもそもデジタル化するメリットは新しい無線機を売り付けるきっかけに過ぎない。
音質は向上しても品質は悪化する。

どうすれば普及するのか? それは、AIS Live JAPANや 無線LAN のFONのように
安価にGateway環境を構築出来なければいけない。
日本のD-STARはその点だけで普及していない。

では、現行VoIPシステムを進化させデジタルを加えられるのだろうか?
答えはNO!。
そもそもの基本的なデジタルとアナログの構造(構想)が違い過ぎており、
構築を容易にする機器を開発しても、理解されないだろう。

アナログのVoIPは基地局であるノード局を運用する無線家が秩序を管理し
適切なアマチュア無線環境が成り立つように調整してきた。
時に現る無知な初心者や、心無い悪質利用者も、時に指導・時に排除し
アマチュアのアマチュアらしい運用が出来た。

対してデジタルはノード局は各クライアント無線機を持つそれぞれであり、
今までノード局と呼ばれてきた基地局は 単純にGatewayに過ぎない。
そして、そのGatewayを通過する管理は根本的にはシステム提供側が行い、
Gateway設置者は不正運用者に関して感知しない・出来ない原則が求められる。

アマチュア無線のデジタルの性質上、アナログ無線機から傍受は出来ないが
デジタル同士ながらば秘話機能は無いので受信出来る。
不適切な運用する者をGateway設置者は知り得る事が出来るが、
それを管理出来ない点で Gateway設置場所の運用コスト
(無駄な電波発射による電気代増加等)や
1周波数をデジタルで使うだけで 多重通信が出来る訳ではないデジタル無線で
他利用者の身勝手な運用に今の日本人VoIP好き無線家が黙っているとは思えない。

既に DV DONGLE等で海外D-STARをも愛用し密やかに楽しむDV愛用無線家達は
それらの点を承知の上で極小地域Gateway設備を運用しているが、
我欲と名声に囚われたハムがDV通信すらマンネリ通信に転向させてしまわないか
今時点から危惧しておきたい。

と、書いてきたが、分かり辛い人もいるだろうから、メリット・デメリット方式で
下記しておく。


アナログVoIP無線
メリット
・既存無線機が使用可能
・届出等が不要で近隣のノード局を利用出来る。

デメリット
・電波送信者のコールサインがデジタル的に伝播しない。
・ノード局管理者の意向に沿わない運用をした場合 利用を制限される場合がある。


デジタルVoIP無線
メリット
・自局コールサインを容易に伝達可能。
・音質が良好(カバーエリア内に限る)
・設備をビルトイン端末として開発でき、ブラックボックス に出来る。

デメリット
・VoIPシステム運用機関に利用の届出が必要。
・Gateway局(アナログで言う ノード局)運用者は 自局設備の利用者を制限出来ない。
・電波到達距離が狭い (広域設備を設ける事が不可能)
・既存アナログVoIP無線向けシステムとの互換性に問題があり、大幅な改編が必要。
・アナログ無線機は一切使用不可能


大したメリットを感じられないかもしれないが、実現すれば、
Gateway運用者には最近のITらしい待遇が待っているので 楽しみだろう。

Gateway運用にも申請が必要な事は言うまでもなく、
局免許状をスキャンして申請Webフォームで転送すると

登録完了後の運用局一覧には自動で運用場所を元にした住所から座標変換
Gateway局が設置されている場所をGoogle Map APIで正確に把握出来る
IT化らしい設定環境が用意出来るだろう。

Gateway端末は手持ちのパソコンに繋ぐ事は無く、設定は全てVoIP運用会社の
Gatewayシステム管理設定画面から登録したID、パスワードでログインし
Webベースの設定画面で行い、後に自動的にGateway端末がダウンロードして
反映される仕組み。
この辺りはFONやNTT光のCTU等の動作を知っている人なら その便利さと
そうでなくては不正な運用者(Gateway運用者を含む)を 発生させない為の
管理が行き届かない故の事と理解出来るだろう。


これらのガッチガチに総元締めの管理団体に管理された枠組みの中で
利用するデジタルVoIPは相当に楽しいと思われる。

とりあえず、現行アナログ無線向けVoIPに同居は難しいが、
新しいデジタル無線メーカーすら導入したがるシステムを開発出来れば、
それはAPRSやEchoLinkやAstriskのように色々な物を巻き添えにして
面白いデジタル無線世界が広がるだろうと期待したい。







※ 関連記事 ※
HAM Radio by JR4DHK & Hiroshima BW48 [CB]
デジタルのメリットを考える(Echolink for Digital は実現できないか?)
http://jr4dhk.blog123.fc2.com/blog-entry-256.html

2011年6月13日月曜日

ハイテク化とソーシャルハッカーの波

ここ数年 VoIP (WiRES-II、EchoLink、IRLP、eQSO、etc...)の流れで
アマチュア無線にもかなりパソコンが浸透してきた。
今までログ帳としてしか需要を見られていなかったが、大きく変わった。

最近はハムフェア等のイベント展示でも気を遣う必要が出てきた
昨年のJARL広島県支部 ハムの集いを含め、不穏な動きがあるのだ。

同ハムの集いでは「APRS展示」が行われたが、イベント終了後
某出展者(パソコンは一応触れる程度のレベル)のパソコン内には
インストールした覚えのないVNC(パソコンを遠隔操作するソフト)が
無断でインストールされており、かつサービスで動作するように設定されていた。

更に先日、某Webサイトへの不正改竄についても、その通信元を照合した所、
広島市内にある某無線局の24時間稼動パソコンを経由したもので、
DDNS(ダイナミック・DNS/ドメイン)にコールサインを使っていた事と、
何らかでVNCを日頃から遠隔操作に用いているという情報が漏れていた事、
ソフト・バージョンの関係からパスワードをクラックされ侵入を許してしまった事等

無線家がつい気を緩くしがちな趣味分野で他人から悪用されてしまう傾向があり
パソコン主体の交流でないにしても、気を付けなければならない状況が
起こり始めているようだ。


我輩の経験では、過去にあった四国・愛媛エリアからの改竄行為等で
 「WiRES-IIの運用を統括して管理を任せて欲しい」 という名目で
遠隔操作を可能にしている事を悪用し、他人パソコンから悪戯をする
そして、アクセス禁止にされた掲示板の閲覧や書き込みをする為に
他人のパソコンを悪用する、といった不正行為も見受けられていた。

親切な顔を盾にした悪巧み準備の為の布石・・・。
本当に最近の無線界は人間色以外の部分も陰湿になったものだと感じる。
この点に関してはHFでビートをかけるよりまだ悪い。
その場だけに限らず、
本人か誰かが気付かない限り延々と悪用され続ける事になるからである。


不景気だけれど、それでも・・・と ハムフェア等 イベントを熱心に
開催・出展頂いている方々には敬意の限りだが、
パソコンも一緒に展示する会場においては、来場者に今一度注意
ブースを空けたりするような事が無いように気を付けて頂きたい。

変なプログラムを仕込まれない為にもWindowsパソコンであれば、
Live-CDのようなものでOSを動かして展示するとか、
ウイルスや不正行為、ハッカー・クラッカーは身近に居ると意識して
今後もハム活動を元気よく頑張って頂きたいと思います。